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サブリースの家賃保証とは?仕組みを簡単に解説

「サブリースなら空室でも家賃が入る」と聞いたことはありませんか?

サブリースの大きな特徴の一つが、サブリース会社がオーナーの物件を借り上げ、入居者に転貸することで、オーナーに一定の賃料を支払う仕組みです。

ただし、「家賃保証」という言葉だけを見て、契約した金額が将来にわたって必ず固定されると考えるのは注意が必要です。

この記事では、サブリースの家賃保証がどのような仕組みなのか、一般的な賃貸管理との違いや、契約前に確認したいポイントを簡単に解説します。

サブリースの家賃保証とは?

サブリースの家賃保証とは、簡単にいうと、サブリース会社がオーナーから物件を借り上げ、その物件を入居者に貸し出す仕組みの中で、契約に基づいてオーナーへ賃料を支払う制度です。

一般的な賃貸経営では、

オーナー → 入居者

という関係になります。

入居者がいなければ、その部屋から家賃収入は発生しません。

一方、サブリースでは、

オーナー → サブリース会社 → 入居者

という関係になります。

サブリース会社がオーナーから物件を借り、その物件を入居者に転貸します。

家賃保証型の場合、契約条件に従ってサブリース会社からオーナーへ一定の賃料が支払われます。

サブリースでは誰が入居者から家賃を受け取る?

サブリースでは、基本的にサブリース会社が入居者との賃貸借契約を結び、入居者から家賃を受け取ります。

例えば、入居者が月10万円を支払っている物件で、オーナーへの保証賃料が月8万5,000円だったとします。

この場合、

  • 入居者が支払う家賃:10万円
  • オーナーが受け取る保証賃料:8万5,000円
  • 差額:1万5,000円

となります。

ただし、この差額をそのままサブリース会社の利益と考えることはできません。

サブリース会社が負担する管理業務や空室リスク、募集にかかる費用などが契約によって異なるためです。

実際の契約では、保証賃料だけでなく、修繕費や原状回復費、広告費などの負担関係も確認する必要があります。

空室になっても家賃が支払われるの?

家賃保証型のサブリースでは、契約条件に従って、入居者がいない期間でもオーナーに賃料が支払われる仕組みになっています。

例えば、

満室時:保証賃料8万5,000円

だった場合、入居者が退去して空室になっても、

空室時:保証賃料8万5,000円

という形で支払われることがあります。

これが、サブリースの「家賃保証」の大きなメリットです。

ただし、すべてのサブリース契約が同じ条件ではありません。

例えば、入居者の退去後に一定期間の免責期間が設定されている契約では、その期間について保証賃料が支払われない場合があります。

したがって、

「サブリースなら空室になっても必ず毎月同じ金額が入る」

と単純に考えるのではなく、契約書の保証条件を確認することが重要です。

「家賃保証」でも永久に同じ賃料とは限らない

サブリースを理解するうえで、特に注意したいのが「家賃保証」という言葉です。

家賃保証と聞くと、

契約時に決まった賃料が契約期間中ずっと変わらない

と考えてしまうかもしれません。

しかし、サブリース契約では、賃料の改定について定められている場合があります。

周辺の賃料相場や物件の状態、経済状況などによって、保証賃料の見直しや減額が問題になることがあります。

そのため、

家賃保証=永久固定

ではありません。

契約前には、現在の保証賃料だけではなく、

  • 賃料の見直し時期
  • 賃料改定の条件
  • 減額に関する条項
  • 免責期間
  • 修繕費の負担
  • 契約期間
  • 解約条件

などを確認する必要があります。

サブリースの家賃保証と一般管理の違い

一般的な管理委託では、オーナーと入居者が直接賃貸借契約を結び、管理会社が入居者募集や家賃回収、入居者対応などを代行します。

空室になった場合、原則としてオーナーの家賃収入は発生しません。

一方、サブリースでは、サブリース会社がオーナーから物件を借り上げ、入居者に転貸します。

大きな違いは、入居者との賃貸借関係を誰が持つのかという点です。

一般管理サブリース
入居者との契約オーナーサブリース会社
空室時の家賃原則なし契約条件により保証
入居者対応管理会社が代行可能サブリース会社が行う
家賃収入入居者家賃が基本保証賃料など
賃料改定入居者との契約によるサブリース契約を確認

どちらが有利かは、単純に家賃保証の有無だけで決めることはできません。

管理手数料、保証賃料、空室率、修繕費、契約期間などを含めて比較する必要があります。

サブリースの家賃保証で確認したいポイント

サブリースを契約する前には、少なくとも次の項目を確認しておきましょう。

1.保証賃料はいくらなのか

「家賃の○%保証」という表示だけでなく、実際にオーナーが毎月受け取る金額を確認します。

2.賃料は見直されるのか

「○年間固定」と書かれている場合でも、その固定期間が終了した後の賃料について確認します。

3.免責期間はあるのか

新築時や入居者退去後などに、保証賃料が支払われない期間が設定されていないか確認します。

4.修繕費は誰が負担するのか

修繕費、原状回復費、大規模修繕費などについて、オーナーとサブリース会社のどちらが負担するのか確認します。

5.契約を解約できるのか

オーナーから解約する場合の条件や違約金などを確認します。

まとめ

サブリースの家賃保証とは、サブリース会社がオーナーの物件を借り上げ、入居者に転貸する仕組みの中で、契約条件に基づいてオーナーに賃料を支払うものです。

家賃保証型であれば、空室が発生しても一定の賃料を受け取れることが大きなメリットです。

一方で、

「家賃保証=契約した金額が永久に固定される」

という意味ではありません。

賃料の見直しや免責期間、修繕費、解約条件などによって、実際の収益や負担は変わります。

サブリースを検討するときは、単に「いくら保証されるか」だけを見るのではなく、

「いつまで、どのような条件で、その金額が保証されるのか」

まで確認することが大切です。