
水商売NGは偏見?──不動産屋が絶対語らない「賃貸審査の裏側」
水商売というだけで、賃貸の入居審査が通りにくい――
それは、実際によくあることです。
どんなに収入が安定していても、どんなに丁寧に対応しても、職業を伝えた瞬間に態度が変わる不動産会社があるのも事実です。
本記事では、水商売の方が賃貸を借りるときに直面しやすい審査の壁について、その背景と実際に起きていることを、できるだけ隠さずにお伝えします。
知らなければ動けない。
だからこそ、まずは知るところから始めましょう。
🔻この記事の対象となる読者
- 夜職(水商売)で入居審査に落ちた経験があり、理由が納得できない人
- 家賃支払い能力はあるのに職業を理由に断られたと感じている人
- 不動産屋の対応が冷たく感じ、職業差別や偏見を受けたと感じる人
- 賃貸申込書の職業欄の記入方法に悩み、どう書けばいいか不安な人
- 夜職のままでも審査に通るのか、今後の引っ越しに不安を持っている人
水商売の賃貸審査を20年以上多数経験。現場での不動産屋の水商売に対する“偏見と妄想”を暴露

水商売がなぜ圧倒的に入居審査に通らないのか。

水商売という属性は、入居審査の場においても、もっとも通りづらい職業のひとつです。
たとえ収入が安定していても、審査担当者はその金額や働き方に疑問を抱きやすく、職業欄を見た瞬間に対応が変わるケースも少なくありません。
実際には夜職だからといって家賃の支払いが遅れるわけでも、物件を荒らすわけでもないのに、「トラブルになる可能性がある」として敬遠されてしまうのが現実です。
また、部屋を紹介する不動産会社側も、表立っては言わなくとも、水商売の方を案内することに慎重になりがちです。
審査が通らないことが前提になっているため、最初から物件紹介を断られたり、曖昧な理由で後回しにされたりするケースもあります。
つまり、水商売というだけで「貸したくない」「紹介したくない」という空気が先に立ってしまい、実際の中身が見られにくくなってしまう。
それがこの業界の審査現場に根強く残っている、無言のハードルです。
ここでは、実際に不動産会社が水商売の入居者と関わる中でどのような問題に直面してきたのか、具体的な背景にも触れていきます。
それを知ることで、なぜ審査に落ちやすいのか、その理由がより現実的に理解できるはずです。
決して「職業差別だ」と一言で片づけられる話ではなく、過去の経験がもとになっているケースもあるのです。
水商売が入居審査に落ちる具体的な原因
一般的に、入居審査では「家賃をきちんと払えるかどうか」が最大の判断材料になります。
しかし“水商売”という属性に関しては、それとは別のリスク――つまり、生活トラブルの発生リスクが高いと見なされているのが実情です。
もちろん、すべての水商売の方が問題を起こすわけではありません。
そう信じたいところですが、現場の管理会社にとっては「水商売の入居を認めた時点で、余計な対応が増える可能性がある」と見なされがちです。
一部のケース…そう言いたいところですが、実際には“水商売”というだけで警戒される背景には、過去に繰り返されてきたトラブルの積み重ねがあります。
残念ながら、それは業界内では“常識”として扱われているのです。
本記事では、そうした背景を踏まえ、
「なぜ水商売の方が“賃貸生活に不適合”と見なされるのか」について、具体的なエピソードを交えて掘り下げていきます。
このリスクこそが、入居審査に落ちる根本的な原因となっている――
それが今の不動産業界のリアルなのです。
水商売の離職率激高。だから収入不安定
水商売と聞いた瞬間、不動産屋がまず警戒するのが「仕事の継続性」です。
なぜなら、夜職=すぐ辞める人が多いという印象が、業界内でほぼ常識のように定着しているからです。
夜の仕事は、店舗の閉店、指名の減少、人間関係のトラブル、体調不良、ホスト通いの沼など、
職場を離れる要因が非常に多く、かつ突然辞めるケースが多発しています。
そして不動産屋や保証会社にとっては、
「この人が数ヶ月後もこの仕事をしているかどうか」が極めて重要です。
いくら高収入を提示されても、それが3ヶ月後には途切れていたら、家賃滞納リスクが一気に高まります。
そのため、水商売というだけで――
「この人は1年も持たないかもしれない」
「職業欄は水商売だけど、もう辞めてる可能性もある」
といった疑いの目を向けられるのが現実です。
これは偏見というより、過去の審査実績・トラブル例が蓄積された末の“業界の判断基準”なのです。
実際、保証会社の審査担当者はこう話しています。
「夜職の方は、とにかく退職報告が来ない。ある日突然電話がつながらないとか、職場がなくなってる。これ、珍しくないんですよ」
つまり、水商売の離職率の高さは、
本人が思っている以上に「信用されにくい属性」として記録されているということです。
給料が入ったらすぐ消える属性の典型

水商売の入居審査で、収入面を提示しても信用されにくい理由の一つ。
それが、金遣いの荒さ=浪費癖です。
たとえ手取りで月に50万、100万稼いでいたとしても――
不動産屋や保証会社は、こう思っています。
「そのお金、ホストに消えるんじゃないの?」
「ブランド品やエステに使って家賃滞納するタイプでは?」
これは完全に偏見…と言いたいところですが、
実際に過去の事例で、**「高収入だったのに滞納」「浪費が原因で自己破産寸前」**というケースが水商売に多く見られるのは事実です。
🔻よくある「浪費パターン」
- 収入のほとんどをホストクラブやメンズ美容に使ってしまう
- 派手な外見維持のためにネイル・美容整形・服・エステに多額を投じる
- 精神的に不安定になり、衝動買いや夜の飲み歩きで出費がかさむ
- 金銭感覚がズレてしまい、公共料金や家賃の優先順位が下がる
🔻水商売がよく言われる“不動産屋の本音”
- 「高収入でも貯金ゼロの人が多い」
- 「家賃の滞納理由が“ホストに使いすぎた”だったこともある」
- 「バッグはエルメスでも、通帳は残高1000円だった」
不動産屋は、こうした過去の“やらかしエピソード”を数えきれないほど見てきています。
そのため、水商売の人がいくら「きちんとしてます」と言っても、「またかもな」と思ってしまうのが現実です。