
ギャンブルで家賃の支払不能になる。

ギャンブルは、絶対に生活費に手を出してはいけない。
ギャンブルをする者にとって最低限の遵守事項!
そう、掟なのです。
ちなみに、昔、パチスロで、帰りの電車賃がなくなるまでのめり込んだオジサンにお金恵んでくれと言われたことがあります。
特に家賃に支払う分に手を出すなんて、なんてバカなことをしたんだ・・・・
ギャンブルをする者にとって、食費なんてなくても構わない。
職場へ行く定期代がなくても構わない(これもかなり重症ですが・・・私です。)
しかし、しかし・・・・・・
家賃を滞納するというのは、生活の拠点を奪われる危険性のある、重大な問題です。
実際、これを乗り切れないで、ホームレスになり、二度と温かいお風呂に入れなくなってしまった人はとても多いのです。
だけど、そんなことは知っているんです。
ギャンブラーだってそこまで馬鹿ではない。
だけど、その教科書に太字で書かれているほどのそんな当たり前のコトができなくなってしまう憎き遊戯。
これがギャンブルなのです。
そもそも熱くならないギャンブルなんてないのです。
ギャンブルというのは、その弱ーい人間の心理を巧みについているのですから、回避不可能です。
ギャンブルをする前に固ーく心に誓った、自分との約束。
これをお構いなしに簡単に壊すことができるように、人間の感情をぐるんぐるんに揺さぶりまくる。
本当に、憎いです。
だから、誰でも、陥ることはあるのです。
あまり悲観なさらぬように、開き直っていきましょう。
どうなる!?管理会社からの督促

さて、ここからは、家賃を支払わなかった場合の、敵の動きを説明します。
家賃滞納をすると、どうなるか?
家賃支払い日が25日だとします。(便宜上の前提とします)
管理会社にもよりますが、月末ぐらいまでは督促を基本的にはしません。
なぜか?
それは、期日までに振り込まない人が多いからです。
この時点で全員に督促の連絡をするのは、非合理的ですし、電話をもらった入居者からも、あまりいい印象を持ちません。

今払おうと思っていたのに、うるさいなー 忙しんだよ!!
一般的には、管理会社は数百件以上にのぼります。
大手管理会社は、全体では数千件になっても、支店ごとで管理物件を分けているのです。
また、最近は、家賃保証会社の加入を義務付ける管理会社がとても多いため、そこまでではないと言えるでしょう。
この場合にも、家賃をどこの口座に振込をしているかによって違うことがあります。
①管理会社の口座に直接振り込みをして、その中で滞納している入居者を保証会社に報告をし、そこから保証会社が督促をする。
②家賃保証会社の口座に支払いをして、滞納している入居者へ督促をする。
②の場合は、家賃保証会社は、家賃の督促を本業としているため、滞納した場合の連絡が早くなる傾向があります。
各社によると思いますが、数日後から督促の開始をしていくことになるでしょう。
家賃支払い督促と連帯保証人
家賃督促をする際に、本人と同時に連帯保証人に連絡することがあります。
連帯保証人というのは、単なる保証人と違います。簡単に言えば、本人と同じ債務を負っている(借りている)ということになります。
よって、本人より先に連帯保証人に連絡をして督促をしても問題はないということになります。
恐ろしいですね。
とはいっても、管理会社は本人から連絡をして督促したあと、連絡が取れなかったり難しい場合には連帯保証人の番になることが多いです。
この連帯保証人に連絡されたくないという心理が、家賃滞納を思いとどまる原因となっているのです。
家賃滞納で即追い出されるのか?
これとても重要。
どんなに嫌味を言われようと、怒号を浴びせられようと、法的に追い出されるのは4か月後だと思っておいてください。
しかも、口頭で追い出されるというわけではなく、必ず裁判上の判決を得て、その執行をされないと追い出されることはありません。
だから、それを知っている人は、その部屋をてこでも動きません。
あくまで、遅れているが、支払う意思はあるというスタンスを持っていればいいのです。
そう考えると、ホッと一安心ですね。
賃貸契約では、とっても入居者に優しい法律によって守られているのです。
だから、絶対に次の住む場所もないのに出ていくことはしないようにしてください。
それは、現住所のないホームレスへの第一歩となり、元に戻るためにとっても大きなパワーを要することになります。
思いっきり自分の権利を主張してください。
金がない。さあどうするか。
さあて、現実に戻ります。
いくら、まだあなたに猶予があると言っても、家賃は支払わなくてはなりません。
そして、できれば、連帯保証人や管理会社との関係を良好に保っておきたい。
あなたは今、どれだけの収入がありますか?
家賃に充てる原資を確保できますか?
家賃滞納に復活の呪文はあるのか?
もし、会社員でもうすぐ給料日だとか、ボーナスが入る予定であればそれで解決できます。
しかし、それがない場合は?
①日払いのバイトをする。
②金を調達する
もう、これしかありません。
①のアルバイトをするのができればよいのですが、なかなか難しいです。
履歴書を書き、面接を受け、働いて、給料日を待つ。
えええーい。そんな悠長なことしてられるかーーー
でも、それが可能なのは、日雇いのバイトをするということです。
最近はこの煩わしい雇用から給料ゲットまでとても早い仕組みがあります。
②の金を調達するは、身内に借りることができれば、借りてください。
これができれば一番いいですね。
なるべく自分で解決してとどめておきたい。
かつての私もそうでした。
やっぱりキャッシングしてその場をしのぐ。
そして、もう一勝負して、気合で返す。
これでとりあえず、あなたの生活の拠点を守ってください。