同棲を親に同意してもらうこと
同棲することを親に認めてもらうことは必要なのでしょうか?
もし、自分の給料で部屋を借りることができていれば何の異論もないでしょう。
例え親といえども、文句は言えないはずです。
しかし、例え家賃を払っていなくても、連帯保証人を頼まなくてはいけないなどの問題で同意してもらうとすればやはりどのようにしたらよいかは深刻な問題なのかもしれません。
未成年や学生の同棲は言語道断?
もし学生で同棲する場合は、ほとんどの場合誰の許可も得られていないでしょう。
親に借りてもらった部屋で異性と共に暮らす。大人からすれば、何とも生意気な!という人もいるでしょう。
しかし、あなたのトータルの人生にとってはそれがたとえ失敗に終わったとしても必ずプラスになると思います。
学生同士の同棲はほとんどの場合、それが結婚に結び付くことはありません。
なぜなら、まだ発展途上にあるからです。これからそれぞれ就職すれば、職場で好きな人ができたりするわけです。
まだ学生では見ている世界が人生の中のほんの一部というわけです。好きな人のタイプも年齢に応じて変化してきますし、異性に様々な魅力があるのだと気が付いてくるのです。
それでも学生時代の同棲は、何のリスクもない、お金に換えられない貴重な経験なのです。
彼氏や彼女を自分の部屋に呼んで同棲ごっこをしてみるのもいいでしょう。それなら親に内緒でもいいでしょう。
そもそも一人暮らしを認めたうえでそれが想定できない親なんていないでしょう。自分も似たようなことやってきたわけですからね。
ただ、子供ができたり、生活がだらしなくてトラブルを起こすのは厳禁です。
だから、避妊はきちんとしようね。責任をもち、自分で何とかできる年齢にならないと周りの大人たちに迷惑かけてしましますからね。
それ以外は、思い切り青春を楽しんだほうがいいです。この時代と同じような恋愛は歳をとると2度とできないのですから。
同棲を認めてもらう方法
本当に同棲を認めてもらわないとどうしようもない状況というのは、親に連帯保証人になってもらうときです。
それができなければ、同棲前提で部屋を借りず自分だけが住むものとして借りるしかありません。
親は何より子供がかわいいですし、同時に心配しています。
子供に不利益なことがないことが確認できなければ親は反対するのは当たり前です。
まず両方の両親に顔合わせをして、とにかく安心してもらうことです。それを数回繰り返してください。
- 交際していることを知っている。
- 両親に顔合わせをしている。
- 両親に好印象である。
- 将来を見込んだ関係と認めてくれている。
- 同棲を認めてくれる。
この順序があるわけです。もちろん、いきなり同棲を認めてくれるような親もいるでしょう。
そういう親というのはいつそんな話が来ても心の準備をしているからです。でもたいていの親というのは
『うちの子に限って・・・』ということが多いです。他人の子供はよく見えても、自分の子供の存在は特別なのです。
同棲を認めるというのは、少なくとも遊びでなく結婚を見込んだ交際ということが前提です。
これを親にそう思わせるかが重要です。(たとえ当人は遊びであってもです。)
数回会うことを繰り返せるかは1度目の顔合わせです。最初の顔合わせでの印象は特に注意してください。
身だしなみや言葉遣い、手土産をもっていけば多少戸惑いはあるにせよ徐々に心が開けてくるのです。
親も子離れしていないと、その現実を受け止められない場合が多く、それでも何度もゆっくり時間をかけるほうがよいでしょう。
特に女の父親は顕著です。少し感傷的になるのでその気持ちも汲んであげないといけません。
そんな親は最初は心の扉を開きませんが、いったん開くと本当にかわいがってくれるはずです。
なにせ、かわいい娘の相手なのですからわが子のように見てくれるからです。
この心の扉は親によっても違いますが、半年ぐらいかけて計画的に行うほうがよいでしょう。
そして両方の両親の了解が取れているというのも重要です。
親が自分の子供の次に心配なことは、向こうの親は認めてくれているのかということです。
よってこの安心感を同時に与えてあげなくてはいけません。たとえ自分はよくても相手の両親が猛反対でもし、何か迷惑なことを起こしたら。。。
という懸念があれば親としては両手を挙げてOKはできないわけです。これは親が自分の保身のためでなくあくまで愛する子供のためを思ってなのです。
もし結婚まで発展すれば、家族になるわけです。この同棲を認めてもらうプロセスは大切にしたいですね。だから同棲したい一心での無茶な行動は慎むべきです。
みなさんのお父さん世代の私からのアドバイスでした。