物件探し

賃貸物件の『二人入居相談』『二人入居可』とは具体的にどういう人が対象なの?

これがわかる!

  • 二人入居相談、二人入居可について
  • 不動産屋、大家さんの考え方について
賃貸業界20年以上勤務経験の宅地建物取引士がこの問題を詳しくわかりやすく解説します。入居審査のことならわたくしにお任せください。
カップ

二人入居可や二人入居相談ってどんな人のこと?

「二人入居可」や「二人入居相談」と書いてある賃貸物件では、「夫婦は良いけど同棲は駄目」とおっしゃる大家さんは、割合的には結構いらっしゃるのですか?

「○月に籍を入れる予定なので、数ヶ月後には夫婦なんです」という、私達は別れませんアピールをしても無駄ですか?

それから、「二人入居可」と「二人入居相談」には、どのような違いがあるのですか?

部屋探しをしているときに、物件の図面資料をみていて、二人入居相談とか二人入居可という文字が記載されていることがあります。

この物件の条件ですが、わかりづらい・・・といわれるんですよね。

二人入居というのはどのような人のことを指すのか?

という疑問が結構あります。

今回はこの二人入居についてお話していきます。

二人入居は文字通り?

本来であれば、二人入居という、あまりに当たり前の文言をなぜ図面資料に記載しなければいけないのかということです。

何か意味があるということを読み取らなくてはいけませんね。

普通はだれがみても『OKでしょう?』という条件は、このスペースの限られている図面に書きはしないわけです。

順番に見てみましょう。

1KやワンルームでOKの場合

1つ目は、1Kやワンルームでも二人入居をしてもいいですよという意味で書いてある場合です。

狭い部屋で二人も住んではいけないということは暗黙の了解です。

定員は一人でないと1Kやワンルームではダメという常識をなくしたのがこれです。

部屋は狭くても予算の都合上で二人で住むことができるところを探しているお客さんは結構いるのです。

2DKなのに二人入居相談って・・・

1Kやワンルームは二人入居できないから、記載をする意味は分かります。

では、二間あるのにわざわざ『二人入居相談』とあるのはなぜでしょう。

普通に考えれば、二人以上入居しても広さ的に言えば問題ないですよね。

確かに、二間以上あって二人で入居ができないということはごく稀です。

しかしあえてこの二人入居相談と書くのは訳があります。

それは同じ二人入居でも区別があるということです。

この場合の記載は、普通ではダメな二人入居でも場合によっては相談するよという、条件なのです。

詳しく説明します。

二人入居の種類の緩和の意味

二人入居というとみなさんはどのような人を想像しますか?

賃貸では様々な組み合わせがあるわけです。

  1. 夫婦
  2. カップル
  3. 兄弟姉妹
  4. 友人同士
  5. 他人同士(従業員)

これだけあるのです。さて二人入居と言って夫婦や兄弟姉妹というのはOKでも友人やカップルではダメという場合があります。

ここにはどんな違いがあるかというと、

法的な関係ではないということです。つまり親族ではないということです。

夫婦であれば配偶者となりますし、兄弟姉妹であれば親を共通の始祖とした2親等の関係です。

この場合、根拠がある分、家賃回収という点でより担保が得られやすい理由となるのです。

一方、友人同士やカップルであればどうでしょうか?

友人同士はどちらかに交際相手ができたときは離れてしまいますし、カップルであれば別れるなんていうのは日常茶飯事です。

こういうお客さんを入居させる場合、連帯保証人をどうすればいいのか?とか家賃支払いがいったん崩壊すると厳しくなる傾向があります。

しかも、他人同士はケンカなどが原因の場合もあり、話がこじれることがあります。

家賃を回収するのに極端に手間がかかることがあるのです。

二人入居可能のバロメーター

以上のように二人入居可能とうたっている物件は、基本的には管理会社や大家さんが妥協して図面に記載しているのです。

結果として通常の条件ではなかなか借り手がいないことが原因として挙げられます。

『募集条件のハードル』を低くするというのはその表れともいえます。

二人入居可と二人入居相談の差異

二人入居の条件の記載でも、似ているものの中に

二人入居可と二人入居相談というのがあります。時には二人入居とただ書いてあるのもあります。

これはどのような違いがあるかというと、言葉をそのまま解釈すれば、

二人での入居を全て許可するのが『二人入居可』であり、

二人での入居を条件的 、つまり申込内容をみて許可するのが『二人入居相談』と言えるでしょう。

しかし、天下の不動産管理会社がどこまでこの言葉を意識して使用しているかは疑問です。

結局は、1Kであれば、1人入居、そして2DKであれば夫婦や兄弟姉妹がいいけれど、このままでは空室期間が長期化してしまう。

あまり気が進まないけれど、どちらにでも転べるように記載だけしておくか・・・というのが本音です。

でも、いつも空室長期化するのが常連な物件であれば募集開始時からこの文言があることもあります。

ということは、自分がどんな二人入居の場合であれ、とりあえずは管理会社に相談してみるのがいいということです。

二人入居に人気の間取り

二人入居がOKですよ。という募集の仕方をしていても、友人同士などのいわゆる他人は間取りに少しこだわりがあるようです。

つまり、シェアする観点から、2間が平等に6帖、6帖であることや、キッチンへそれぞれの部屋を介さずたどり着ける『振り分けタイプ』が好まれます。

またエアコンが片方でなく双方ついていないといけないとかあるので、人気のない物件だから二人入居で募集しておけ!という図式がなかなか成り立たないことも多いのです。

片方は洋間なのに、もう片方は和室とかではダメだとかもあります。

キーワードは平等だということです。部屋もシェアして、そして負担家賃も按分するとなるとそれなりに物件の選択肢も限られてくるようで・・・

まあとにかく、二人入居は部屋探しで苦労することも多いようです。

みなさんもお部屋探し頑張ってくださいね。

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コップ(CUP)

このサイトの運営者。宅地建物取引士。 業界経験20年以上の元不動産屋。某有名賃貸業者の店長、 管理会社、投資用不動産販売会社で物件管理から契約など全般を現場の最前線で担当。大家さんや賃貸物件ユーザーの悩みを忖度無しにアドバイス。

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