入居審査に落ちる割合は?
賃貸の入居申込が、管理会社によってどのくらいの割合で落とされるか?つまり、
入居審査NG数÷入居申込者数
ということですが、この答えを出すのは簡単なようで案外難しいです。
10人いるうちで一人か二人です。割合で言えば1,2割です。
物件によって落ちる割合が異なる
物件によって入居審査に落ちる割合が違うんです。
一つ例を挙げましょう。
新宿区歌舞伎町や秋葉原、渋谷、池袋など繁華街周辺は、本当に色々な職業な人が入居申込をしてきます。
少し怪しそうな人が混じっていることもあります。
家賃が高く、収入が高い人は注意して審査をするのです。
このような地域にある物件は、他の地域の物件より審査に落ちる割合が高いです。
ある物件だけ立て続けに似たような怪しい属性の人が申込をして連続で審査落ちすることもあります。
また一方、収入に不安のある方が申込をしてくることが重なる物件もあります。
こういった物件も、普通の物件に比べて審査に落ちる可能性が高いのです。
人によって落ちる割合が異なる
これは、物件だけでなく、人によっても同じ現象があります。
何回申し込みしても必ず入居審査に受かる人もいれば、落ちる人もいます。
時期により入居審査に落ちる確率
入居申込をする人が多い時期は、入居審査に落ちる割合も高くなるというのはありません。
申込数が多いから、落ちる数も多いというわけです。
ただ、需要と供給というのがありますから、競争が生じて違う時期であれば入居審査に通ったかもしれないなんてこともあります。
人気のある物件であれば、より内容の良いお客さんを選ぶことができるというわけですね。
適切な物件の選択をすることが重要
適切な物件を選択すれば、入居審査に通らなくて途方に暮れるなんていうことはありません。
自分は客観的にどう見られているのかを冷静に考えてみることです。
そうしたら、入居審査にどのくらいの割合で落ちるかなんて考える必要ありません。
貸主や管理会社を安心させることができるか。入居審査に働く力学をまず知って欲しいです。
大家さんがサラリーマンであればサラリーマンの人は容易に想像できます。
逆にそんな大家さんが水商売の人を審査するときには自分と違うために審査が厳しくなる傾向があります。
もしそのような場合、どうすればいいかを考えるほうがよっぽど得策です。