入居審査に落ちる公務員がしてしまう典型的なNG行動に驚きを隠せない不動産屋。

入居審査で公務員が落ちることがあるのでしょうか?公務員は、最強だから落ちないと思われますが、実際に入居審査に落ちることがあります。でも、落ちる原因って何でしょう。そんなに高属性である公務員が落ちるなんて、よほどの理由があるはずです。それが、公務員ならでは、という理由なのです。

こんな方におすすめ

  • 公務員の入居審査事情について
  • 公務員が入居審査に落ちるとき
賃貸業界20年以上勤務経験の宅地建物取引士がこの問題を詳しくわかりやすく解説します。
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賃貸の入居審査で公務員が落ちる?

 

公務員の一般的なイメージとは?

公務員のイメージ調査

公務員は就職にも人気

公務員が入居審査に落ちる原因

まず、本題に入る前に、入居審査に落ちないために、どの人も必ず満たさなくてはいけない条件があります。それは、収入に見合った部屋を申し込んでいることです。このバランスを間違えると、どんな人でも入居審査に落ちます(笑)ですが、何といっても、公務員ですから、他の職業よりも家賃と収入のバランスが多少悪くても通る場合が多いですよ。それは。では、公務員が入居審査に落ちる理由を挙げていきます。

金銭のトラブルでNG

公務員は、賃貸契約の場面でもそうですが、金融においても同じことが言えます。本人が、望めば、ローンなどを比較的に容易に組むことができますし、キャッシングもできます。公務員は、信用性が高い属性なので、このような審査においては絶対的なパワーがあるのです。しかし、これが公務員特有の入居審査に落ちる問題を作っているともいえるのです。それは、実際の収入よりも借入の割合が高かったり、個人の金銭感覚によっては、返済が遅れている人が意外にも多いのです。もし返済にトラブルがあり、信用情報に登録がされているとなれば、一気に入居審査が難しくなります。これが借金がしやすい公務員の特権が仇となるケースです。民間の大企業ならまだしも、大多数の中小企業のサラリーマンや、自営業にとってはうらやましい限りですが、このことがバレれば、たとえ公務員であろうと入居審査に落ちることになるのです。しかし、これで落ちるのは、あくまでこの信用情報が調査される場合のみです。となると、一部の信販系の保証会社を利用しての入居申込に限ったことになります。中には、金融業も行なう管理会社もあり信用情報を利用できることもありますが、そうでない限りは、管理会社に見抜かれることは、ほぼないと言っていいでしょう。

 

管理会社とのトラブルでNG

次ですが、入居申込から賃貸契約手続の最中に、管理会社とトラブルになるケースです。公務員の中に異常にプライドが高い人がいます。公務員の中でも比較的高いステータスにいる方に多いのですが、入居審査なんて必要ねぇ、と本気に思っているのです。これにはさすがに閉口してしまいますが、ある意味、公務員の入居審査に見られる特徴的な場面です。いくら、安定性の高い公務員と言っても、審査をしないというわけにはいきません。入居審査には、支払能力以外にも本人確認人柄なども含まれています。また、公務員と聞いただけで、審査をしなければ、仮に記載内容に虚偽があったりすれば管理会社の責任が問われます。そのためには、管理会社は、確かに申込時に入居審査の確認手続を行い、その上で契約したというプロセスないし、記録が必要なのです。この点は、いくら公務員だろうと変わりないのです。それでも、ほとんど公務員の方は、このような不動産屋の審査手続に協力してもらえるのですが、

  • 入居審査のわずらわしさ
  • 滞納などのトラブルを起こさない自信
  • 公務員は入居審査に強いというプライド

が衝突し、不動産屋と揉めてしまう、イタイ人が中にはいるということです。また入居審査の電話確認までは協力してくれても、

  • 連帯保証人を付ける
  • 保証会社を利用する

と聞いただけで豹変して、入居申込をキャンセルしてしまう人は一定数でてきます。不動産屋に限らず、めんどくさい人間は、本当に嫌われますよね。いちいち文句を言ってくるようなお客さんは、いくら公務員でも、無理をしてまで入居審査を通すことはしないのです。

保証会社とのトラブルでNG

管理会社とならんで敵に回すと怖いのが、保証会社です。保証会社は何といっても家賃督促の最後の砦です。今や、家主や管理会社はこの保証会社の入居審査に一存する傾向が強まっています。さらに言えば、保証会社の方がむしろ広範に影響が及び、システマティックに審査プロセスを管理しているため、トラブルがあるとダメージが大きいと言えます。具体的には、入居審査中や賃貸契約中でのやり取りで、非協力的であったり、反抗的であると記録されてしまいます。そうなるとまずその保証会社の審査に通ることが厳しくなります。そして、保証会社は団体を作って情報共有しているので、加盟している保証会社に及ぶこともあり、となれば賃貸物件に入ること自体が難しくなるのです。たとえ、自分は部屋は二度と借りないから大丈夫と言っても、今後、子供が部屋を借りるときや親せきに頼りにされて連帯保証人になる場合もあるでしょう。このときに同様にこのデータが利用されたら入居審査に通るのは困難になります。しかも、このデータの保有期間は、金融のいわゆるブラックリストと違って決まった期間がありません。もし、私有データとしていつまでも保有され、さらに共有されるとすればかなり大きなダメージとなります。以上、公務員ならではの入居審査に落ちる理由を挙げましたが、基本的には公務員という文字が入居申込書に存在するだけで、大家さん、管理会社、保証会社はそれだけでOKとしたいぐらい強力な審査材料となります。入居審査を後押しする材料にはなりますが、上記に挙げたトラブルが存在すると公務員ブランドは意味をなさなくなってしまうので注意したいところですね。

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このサイトの運営者。宅地建物取引士。 業界経験20年以上の元不動産屋。某有名賃貸業者の店長、 管理会社、投資用不動産販売会社で物件管理から契約など全般を現場の最前線で担当。大家さんや賃貸物件ユーザーの悩みを忖度無しにアドバイス。

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