不動産投資

【芸能人の不動産投資】指原莉乃(サッシー)が不動産投資に参入。本当に大丈夫なのか?

指原莉乃がとうとう不動産投資に参入

【本人事務所HP引用】

元アイドル(Akb48)でタレントの指原莉乃さんが不動産投資を始めたと本人がコメントしている記事を見かけました。

ご本人がTV で話されている内容を元に元不動産屋目線からお話ししますね。

指原莉乃さんは、私は昔から思っているのですが、『とても運がいい方』です。少なくとも今まではそうであることは疑いありません。

競争の激しい芸能界で、ただの一人のアイドルから、一時期はスキャンダルにも見舞われましたが、AKBの頂点に立ちました。

そして、アイドルからタレントへの脱皮を図るときも、MCができるタレントという地位まで上り詰め、しかもアイドルとタレントを数年両立させながら、アイドルをプロデュースしたり、

様々な商品のプロデュース、CMも数々出演し、自分の最高の時にAKBを卒業するという過去にないアイドルの像をみせています。

今では、アイドルのみなさんも彼女を目標に頑張っている方も多くいるのではないでしょうか。

さてこんな彼女ですが、胡散臭い投資として名高い『不動産投資』も成功してしまうのでしょうか?

指原の不動産投資に対するスタンス

指原さんは今女性バラエティタレントの中でも、業界で一目置かれているほど『超売れっ子』の地位を確立しましたね。

あくまで噂でありますが、年収は数億はあるはずです。下手すれば10億なんていう声もありますからものすごいことです。

その証拠に指原さんはどんな大物でも『年収は負けていない』という自信が感じ取れます。

ヒカキンとYouTubeで共演しておりますが対等に渡り合っているのを見ると、噂も現実と近いということがわかりますよね。

そんな彼女ですから、不動産投資を始めたというのは、数ある投資先の1つとしてという感覚なのでしょう。

本人も小さいマンションを2つ購入しましたと打ち明けています。とはいっても2つで6千万円!これを現金でポンと買うわけですからここでも貯金額はスゴイといえるわけです。

あくまで指原莉乃、お試しで2つ買ってみた。ということです。

どんな状況で不動産を購入したのか推測

以前から、彼女はものすごいギャラをもらっているということを共演している芸人から突っ込まれていたようです。

そして、指原さんは贅沢することは本当になく、自分の住むところ以外お金を使わないと言っておりました。

最近は自分のギャラをネタにすることもありますよね。

芸能人には、様々な投資に関する話が入ってくるのも事実です。また芸能人は一般的にお金持ちが多いですから、投資についての話題もあることでしょう。

指原さんは、芸能界でも世渡り上手ですし、頭の回転もよいですから、彼女なりに投資を始めていったのかもしれません。

しかも、とても慎重なタイプで恐らく、どの投資に対してもまず試しにはじめて勉強していくという姿勢がいいですよね。

不動産屋のCMでおなじみのあの会社で購入?

今現在、彼女はCMに多数出演されてますが、不動産屋の『ハウスメイト』のCMにもここ数年でています。

彼女はここで不動産屋に購入されたのでしょうか?

私のあくまで推測をお話ししますが、おそらくここでは購入されていないでしょう。

ハウスメイトは主に賃貸仲介、賃貸管理を業務としている会社です。

しかも、コメントにマンションを2部屋とありますから、不動産投資用賃貸マンションを購入したのでしょう。

ということは不動産投資物件を扱う不動産会社から購入したと推測されます。そして、通例として購入すれば大体は同じ不動産業者と管理契約をすることになります。

ただ、律儀な指原さんのことですから、同業のハウスメイトに一応は、話をしているかもしれませんね。

不動産管理会社と一口に言っても、ハウスメイトのような管理会社は分譲賃貸マンションの一室のような管理は全くないとはいいませんが好みません。

管理上効率が悪いですし、単発では受けません。例えば一棟のアパートを所有しているオーナーがついでにこの分譲の一室もお願いします!ということであれば別かもしれませんが。

素人不動産投資家が忘れてはいけないこと

さて、この記事をご覧になっている皆さんは、芸能人ではない方が多いでしょう。

だから、一概に指原さんと同じと思ってもらっては困ります。何しろ彼女は発信力のある芸能人であることを忘れてはいけません。

恐らく接遇している不動産屋は彼女をVIP扱いしているはずです。

もし何かあれば、TVで言われてしまう可能性があるわけです。これだけの影響力がありますから、その不動産屋はある意味絶対に失敗させるわけにはいきません。

失敗するにせよ、精一杯対応するのは間違いありません。

指原莉乃はどんな物件を購入したのか?

さて、そんな指原さんですが、不動産屋の言われるがままに購入はしなかったでしょう。

まず不動産投資の下準備として本を読んだりネットにある情報などに目を通したのでしょう。

そして彼女なりのイメージをつかんだ上で、不動産屋のアドバイスを謙虚に聞き参考にして物件を購入したと思われます。

2物件購入した。

都内に購入した。

2つで6,000万円した。

この情報をもとに推測させていただきます。

個人で購入か法人で購入か?

指原さんは、芸能事務所に所属しておりますが、ここまで収入が大きいと自身で会社を設立しているかもしれません。

そして所有者名義も個人ではなく法人名義で購入されているのかもしれません。

こうすれば、賃貸として貸していても、入居者に指原さんの個人情報である住所などは伏せておくことができます。

これは、管理を代行してもらっていても、サブリース契約をしていても、重要事項説明書に所有者情報が少なくとも載ります。

氏名だけならよいですが、登記情報は住所も記載されることになります。

場所はどのあたりなのか?

指原さんはこの2物件の購入をあくまで『不動産投資の練習』のような位置づけでとおっしゃっています。

というのも最初だから小さいお部屋を2つ購入したというコメントをしているということは、行間にその意味合いがあるということです。

ただ、適当に購入するわけはありません。彼女の性格をみていると、きちんと不動産屋に相談しつつ、自分の頭でしっかり考えて購入したに違いありません。

そして、指原さんは芸能人ですので、東京都内といっても一等地、駅からの徒歩など場所を重視したことでしょう。

23区内でも上位の地区を選んだのでしょう。その方が価格が崩れる可能性が低いからです。

少なくとも人気エリアの需要の高い地域を選んだ可能性が高いです。

堅実な彼女は誰が見ても場所はいいよね。というところを選択したと思います。

周りに聞かれても、堂々といえる場所。。。彼女は芸能人ですから大変ですよね。

彼女は若いときから芸能をして自分が住んでいるマンションも立派なものを用意してもらっていたでしょうから、お部屋を見る目は養われているかもしれません。

そしていくらお試しでといっても、彼女はお金持ちですから、本当に納得のいくところを選択することができます。

価格はいくらなのか?

本人は2部屋で6,000万円といっており、もし都内で一等地であれば1部屋あたり3,000万円としたら、決して高額ではありません。

不動産投資用の物件というのは、割高なことが多く、1Kタイプでも20㎡から30㎡前後の部屋ということになるでしょう。

これは一等地でなくても新築で都内であればそれに近い価格はしてきます。

ただ、築年数にもよります。新築であれば中々探すことは難しいはずです。

というのも新築ですと、必然と選択肢が狭まるということもあります。

だから場所を重視すれば新築にこだわることはありません。

築年数が5年から10年以内の1K~1DKぐらいのニーズのある物件を購入したのでしょう。

実は失敗しても問題ない?

指原さんの場合、不動産投資、しかも2物件購入したところでこれで儲けようとなんて考えていないかもしれません。

むしろ、不動産投資を節税対策として考えている可能性もあります。

不動産経営の経費計上により所得税や住民税の算出の際の課税対象から差し引くことができます。

ただ分譲マンションを2部屋では、あまり大きなメリットは期待できませんがそういう活用の仕方もあるということです。

不動産投資の初心者の成功する選択

もし、不動産投資を始めるために最初に投資用分譲マンションを購入することは良い選択です。

特に資金がないサラリーマンであれば、いきなり一棟物件を購入できません。

指原さんにとって、2部屋6,000万円という投資は、おそらくですが普通の人より気軽にできることなのでしょう。

ただし、分譲マンションをいくつも買って家賃収入を目指すことはあまりお勧めできません。

一時的には成功することもあるかもしれませんが、手元に良い物件を残しつつ、不良物件を処分していくという過程が必要ですし、サラリーマン大家さんが本気でここまで取り組めるかによるからです。

ほとんどの人は不良物件に他の物件が足を引っ張られて、最終的には何のために不動産投資を行っているのか分からなくなるのが現状です。

指原さんのように分譲マンションを購入し、資金が調達できるタイミングで一棟物件に挑戦することが必要になります。

そしてこの最初に購入する一棟物件で失敗しないことが不動産投資家への大きなステップになるのです。

よほどの資金があるか、または調達できる方でない限りいきなりは難しいのは明らかです。

不動産投資家のネット上での体験を鵜呑みにするのではなく、着実に1歩目を踏み出していくことが大切になるのです。

 

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