マンションの所有者を知りたい
オーナーに連絡する方法を教えてください。
管理会社でなく直接オーナーと交渉したいのですが、その方法がわかりません。
どうしたほうが良いでしょうか。
オーナーの連絡先を調べる方法はもしあなたが調べる方法として、1つは重要事項説明書に登記簿に関する事項という欄に記載されております。
これは単純にこの物件の所有者が誰であるか、そして貸主と所有者が同一なのか、それとも異なるのかがこれを見ればわかるということです。
ただ、分譲賃貸マンションの場合所有者が変わることがある可能性もあります。
その時は管理会社から連絡が来るのが普通ですが、不手際で連絡が来ない場合もありますから、確実な手段として登記簿謄本を取得することでわかります。
ただ、この連絡先というのは登記簿に記載されている住所であって、電話番号ではなくまた必ずしもオーナーが住んでいる住所と一致しているとは限りません。
そこは注意するべきです。
所有者に連絡することはタブー
所有者に連絡して交渉することは、貸主であったとしても、借主の窓口が管理会社とされているのであれば貸主に連絡しても満足する結果を得られない可能性が高いと言えます。
『管理会社を窓口にしてくださいよ。』と言われてしまうと思います。
管理会社が対応してくれない場合でも所有者に連絡しても結果は変わらないことが多いと思います。
所有者に直接連絡したいケース
借主が直接オーナーと話がしたいというときは
①家賃の交渉がうまく貸主に伝わっていないとき
➁設備の修理や交換が思ったように受け入れられないときなどのケースに限られるのではと思います。
特に①は多いですね。
管理会社はオーナーに聞いてお客さんに答えていますからそれ以上を引き出そうとしてもオーナーは嫌がりますし、あくまで管理会社を窓口にして交渉するべきです。
所有者と貸主の名義がちがう
たとえば所有者が田中さんであなたと契約している貸主は不動産屋という場合があります。
この場合はいくら所有者と言えど契約の外の人物です。
その人にいくら連絡してもお門違いとなります。注意したいところです。
オーナーと連絡するケース
あなたの契約がまずどのようになっているかを確認してください。
もし契約上オーナーと直接連絡するべきであれば契約するときに連絡先【電話番号】を教わっているはずです。
ただ連絡先を失念したということですから、不動産屋に問い合わせてみましょう。
しかし、連絡する必要が無ければ契約時教わっていないはずです。
ですから、いくら調べても窓口が管理会社となっているか、貸主が所有者でない契約で権限はないと言えるでしょう。
賃貸借契約書をきちんと確認の上行動するようにしましょう。