入居審査

入居審査をしない物件や不動産屋は本当に実在するのか?

入居審査なし物件は本当にあるのか?

これがわかる!

  • 入居審査をしない物件はあるか
  • 入居審査をする理由
賃貸業界20年以上勤務経験の宅地建物取引士がこの問題を詳しくわかりやすく解説します。
カップ

賃貸契約で入居審査がない物件

入居審査がない物件があるのでしょうか?自分が無職で収入がなかったりするとそう思う方もいるかもしれません。

しかし、賃貸契約において入居審査がないということはありません。

この意味は、入居申込書を見なくても契約できるということです。

よく考えてみればトラブルを起こしそうな人や明らかに家賃が払えない人が申込をする可能性があるのに入居審査をしないなんていうことはありえません。

少なくとも、どんなに適当であっても、入居申込書を見てどんな人かな?ぐらいのチェックはするのが普通なのです。

賃貸契約で自ら損害を被る人なんているわけありません。

自衛のために入居審査をするのです。では、なぜ入居審査をするのか?細かく見ていきます。

入居審査とは何か?

まず入居審査とは何かと言えば、募集をした貸主が実際申込をしてきた人を提出してもらった入居申込書やその他の添付書類を参照し、必要な調査を経て申込に対して賃貸契約の承諾をすることです。

簡単にいえば、自分の物件を契約して入居してもいいと承諾することです。

この入居審査は、限られた時間の中で、請求した書類を元にできる限りの調査をして、入居審査に当たる人の経験や判断による結果です。

ですから、入居審査の判断が必ずしも正しいとは限らないのが特徴です。

人の判断ですから主観的な要素が多分にあることも否めません。

しかし、過去の実例を考慮し、少しでも精度を上げようとするあまり入居審査で得する人もいれば不遇な扱いを受ける人も実際いるでしょう。

入居審査の目的は何か?

賃貸の入 居審査の目的は2つがあります

第1には契約者そして連帯保証人が賃料等これから発生する費用に対して弁済能力又は回収可能な環境にあるかを審査します。

大家さんが賃貸経営をする目的はまず家賃収入のためです。

社会奉仕なんていうキレイごとは抜きにしてこれが第一です。

オーナーさんと話をしていて家賃収入に無関心の人はいません。

そしてその家賃の支払いが遅れたり、回収ができないということになれば収入どころか損失が発生しますし、簡単に退去させることができないのでとても慎重になります。

第2には主に契約者、連帯保証人、入居者その他においてトラブルがなく安定した賃貸契約を維持する環境が見込めるかの判断をします。

家賃だけ払ってもらえればよいだけでなく賃貸契約を結ぶ上で近隣の入居者や管理会社などに迷惑や手間をかける可能性が低いかも重要な入居審査の目的となります。

黙っていても家賃が入るのが理想の賃貸経営と言えるのです。

管理会社は入居から退去までの手続きを主な業務としており、当然トラブルもありますができれば最小限に抑えたいのが本音です。

アパートマンションという非常に密接に他人との生活との調和が求められる居住空間であり、その物件に住む人々が毎日気持ちよく生活でき得るような人物が入居しないと他の居住者がそのために嫌な思いをしたり退去してしまうこともあります。

また滞納がある物件や問題のある人住む物件は価値を貶めることとなり売却する場合に影響が出てくることがあります。

ですから、入居審査の対象は契約者はもちろん、入居者そして連帯保証人すべてに及ぶのです。

入居審査が必ずある理由とは

入居審査は、書類によるものですから、とんでもない入居者が紛れ込んでしまうケースも少なからずあります。

かといって退去させるには相当の理由がないとできないですし、手続きや費用もかかり大変です。

どの不動産屋も悪質入居者に悩まされているのです。

そういった地雷を踏まないよう、できれば審査基準を高くして良質なお客さんを受け入れられるよう競争力を高めているのです。

賃貸契約の入居審査の結果の法的意義

賃貸契約の入居審査は1つの法的意義があります。

それはあなたの契約の申込に対しての承諾及び拒否の意思表示ということです。

であるなら審査結果を伝えることは慎重になるのはわかると思います。

審査が通りましたといわれてお客さんが引っ越しの準備をしていたのに、やっぱり審査NGですと覆されたら、その不動産屋の責任問題にかかわってきます。

中途半端な状態では入居審査の結果がでませんし、時間がかかる場合もあるのはそのためなのです。

この記事のまとめ

入居審査をしても、悪質な入居者が紛れ込むことがあります。

主な原因は、短時間に書類だけではわからない中身や虚偽の内容が見抜けなかったり、空室が続いて入居審査を妥協してしまったことによるものです。

ある程度入居申込書や電話での応答によりわかることがほとんどですが、突然クレーマーに豹変する人物がいたり、固い職業でも借金に苦しんでいたりわからないことも多いです。

そのような悪質な入居者は他の物件の入居審査が通らないことが多いので、ずっと居座ることが多いです。

入居審査はそのようなリスクをいかに避け、空室期間を最小限にできるかの葛藤でもあるのです。

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このサイトの運営者。宅地建物取引士。 業界経験20年以上の元不動産屋。某有名賃貸業者の店長、 管理会社、投資用不動産販売会社で物件管理から契約など全般を現場の最前線で担当。大家さんや賃貸物件ユーザーの悩みを忖度無しにアドバイス。

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