入居審査

【入居審査の嘘シリーズ】申込書の年収を偽った場合どうなる?実際バレるのか?

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年収の嘘はバレることがあるの?

入居申込書の年収を偽りました。
実際、300万なのに350万と記載し、50万ほど多く申告してしまいました。
でも、先日不動産屋から審査に通ったと連絡があったのです。
これから、所得証明などの提出を求められるのかわかりません。
もし、求められたら、真実を話すしかないのでしょうか?
バレたら、審査やり直しもしくは落ちることがあるのでしょうか?
心配で夜も眠れません。

後ろめたい入居審査の嘘

人間は誰しも嘘をつくものです。

収入の嘘をつく理由として、収入に対して家賃の高い部屋を申し込みたいということが挙げられます。

そして、嘘にはついてよい嘘、悪い嘘というものもあるでしょう。

中でも、賃貸の入居審査でついた嘘というのは、少し違うのではないでしょうか?

それは、

  • 衣食住の1つである大切な部屋を決めるということ。
  • お部屋は不動産だから落ちたら同じものが2つとないということ。

要するに、失敗ができない嘘なのです。

となれば、入居審査で収入の嘘をつくことはよくあることなのか、そしてその嘘は実際バレるものなのかは気になるところとなってきます。

ではこれらについてお話していきましょう。

収入の嘘はほとんどがバレない?

結論を言うと、入居審査で収入をごまかしてもほとんどがバレません。

またバレても、気にしないことが多いのです。

それか、バレても、追求せずに入居審査のOKかNGかを決めてしまうともいってもいいかもしれません。

そうなると、入居申込書の年収欄というのはお飾りのようなものなのでしょうか?

不動産業者の認識

不動産業者というのは、確かに正確に収入欄を記入されていたほうが入居審査においては都合がよいです。

もし、この収入欄にそこまでの正確性を求めるのであれば、非常に細かい記載になるのです。

収入欄は、月収、年収記載ありますが、実際提出される入居申込書をみると、極めてざっくりなものであることがわかります。

年収400万円、年収250万円などと50万円区切りで記載されていることが多いです。

月収も20万円、30万円などと5万円区切りであることが多いのです。

つまり不動産業者は、そこまで正確な収入の記載を期待していないといえます。

自分の収入に対する認識

みなさんは、その場で自分の年収を数万刻みで言えますか?

恐らく難しいのではないでしょうか?

もしかしたら、10万円刻みでも難しい人も出てくるでしょう。

入居申込書を記入時に自分の年収がいくらかを正確に書くことができる人は少ないはずです。

これも、入居申込書の正確性の限界といえるでしょう。

もちろん、きちんと調べてくるのが前提なのですが・・・・

嘘を書いても構わない?

さて、入居申込書の収入欄の正確性の限界は今お話しした通りです。

であれば、これを最大限に悪いほうに利用してしまおうという人も出てきて当然です。

申込者だけではなく、お部屋を紹介してくれた不動産仲介業者は管理会社に対して、少しでもよく見せようと収入に色を付けることが一般的となっています。

たとえば、425万円であれば450万とか、380万円であっても450万円ぐらいとかもうやりたい放題ですね。

サラリーマンは所得証明不要!

そして、サラリーマンにとっては更なる朗報となるのが、ほとんどの場合収入証明書たるものを契約後も請求しないのです。

となれば、いくらでも可能のような気がするのですが実際はそうではないのです。

不動産業者は入居審査のプロ?

管理会社がいくら入居審査をきちんとやっても、滞納は0になることはないです。

しかし、管理会社は入居審査をするときに入居申込書を毎日何件もみることになります。

そうなると、どういうことが起こりかというと大体の職業の収入がわかってしまうことになります。

つまり、職業を見て、あまりに収入の高い場合はある程度、補正されるようになっているのです。

日本人の収入はほとんど幅がない?

管理会社は、特殊な場合を除いてほとんどのサラリーマンは大して収入が変わらないということに気が付きます。

もちろん、一部上場企業のエリートサラリーマンとなれば、多少は違いますが、そのほかは業種、年齢、勤続年数などで大体わかりますし、ほとんど変わらないのです。

営業職であれば、歩合などのような不安定なものもあるでしょう。

収入欄に書かれている年収はいろいろなことを考慮しての評価しているのです。

やりすぎ注意!絶対バレる人

不動産業者の年収欄に対する意識がわかったところで、安心して誰でも嘘をついてよいものではありません。

たとえば、アルバイトが正社員並みの収入が記載されていたり、どうかんがえても、その職業の平均年収より大幅に高い収入だったりしたら一発で嘘とバレてしまいますので注意しましょう。

また収入証明書を出さなくてはいけない自営業の方などは、あまりに冒険してしまうのは避けたほうがよいでしょう。

入居審査後にバレたらどうなる?

 

入居者を性善説で受け入れる

入居審査に通れば、すべてがOKというわけではないはずです。

なぜなら、契約後に滞納してしまえば、退去を迫られるということになるからです。

つまり最初から滞納しようとして入居する人はごく稀です。

これは、年収が高い低い関係ありません。

たとえ入居審査に通った後、多少の誤差があったとしても『申告額とちがうのでやっぱりNGです』とはなりづらいということです。

もしそうであれば、最初から申込時に所得証明を提出してもらってから審査を開始するべきですよね。

管理会社は入居審査後は無関心

管理会社というのは、ある程度入居審査時にはきちんと調査をしますが、これが入居審査後は驚くほど無関心になります。

次から次へと入居申込が入ってきますし、前に審査をした人のことを振り返っているほど暇ではありません。

仮に気が付いたとしてももう入居者が入居してしまったあと・・・そうなると、優良入居者であることを祈る・・・しかないという状態になるわけですね。

バレたからと言ってそこから問題を掘り起こして話をゼロに戻すほうが不動産屋や大家さんからしたらメンドイわけです。

まあ、あまりにも大きな差があれば別ですが、たいていの場合審査に関係ない範疇であることが多いですし、見抜けなかった不動産屋が悪いでしょうね。

 

 

まとめ

今回は年収の入居審査時の嘘についてお送りしましたが、

  • 多少の誤差は想定外
  • 嘘のメリットはそんなにない
  • バレてもあまり気にしないことがおおい

ことが言えますね。

仲介業者にアドバイスを受けながら書いた年収であればそんなに問題になることはないはずです。

むしろ正直に話してくれないお客さんの方を問題視されてしまうことがあるのでどちらにしても許容範囲外の年収の嘘はつかないほうがいいです。

税込年収を申込書に記入

ほとんどの入居申込書の年収を記載する欄は、税込年収、又は月収だと思います。

税込か税抜か記載がない場合は、税込で書くべきです。

いずれにしても申込書の書式によりその指示に従いましょう。

生活設計は手取りの月収で考える

入居申込書に記載する収入は、できるだけ『下駄をはく』もので、管理会社に最大のアピールをするのが大切ですが、自分の生活設計は、ボーナスを抜いた手取りの月収でするのが大切です。

というのも、部屋にかかる費用というのは、家賃だけではありません。

すなわち、更新に関する費用として、更新料、家財保険料、保証会社の更新料などがかかるからです。

一般的に更新は契約締結2年後ということになりますが、この更新料が、初回の更新から支払いができない人が案外います。

そこまで考慮して、自分の家賃を設定をして頂きたいと思います。

不動産屋が考える入居審査と収入

不動産屋は、年収と家賃の割合を、この点、柔軟に考えています。簡単に言えば入居審査は、それだけで判断しないということです。

年収が高ければ、必ず審査に通るわけでもありません。

会社員の収入証明書をとらない不動産屋もいます。

自営業者は別ですが、収入をその程度に考えているのです。

 

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