引越の家賃の2重の支払いを最小限に抑える解約テクニックとは?

これがわかる!

  • 二重家賃とは何か
  • 二重家賃の対処法
賃貸業界20年以上勤務経験の宅地建物取引士がこの問題を詳しくわかりやすく解説します。入居審査のことならわたくしにお任せください。
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引越の家賃の2重支払い問題って?

賃貸の引越で必ず考えなくてはいけないことが家賃の2重支払い問題です。

これは、新旧のお部屋の家賃をダブって支払わなくてはいけない状況になることです。

使ってもいないお部屋の家賃を支払うなんてなるべく避けたいですし、損をしているようでなんか嫌ですよね。

どうしてもやむを得ない場合は別として、もし、知らなかったから損をしたならきっと後悔するでしょう。

引越は様々な理由がありますから、まずは2重の家賃はなぜ起こるのかを知ったうえで、自分はどうすればいいのかを考える必要があります。

一つ一つ丁寧に説明させていただきますのでどうか参考にしていただければ幸いです。

2重支払い問題の原因を分けて考えてみる

自分の家賃の負担を最小限に抑えるためには、問題を以下のように分けて考える必要があります。

  1. 今の部屋の貸主との関係
  2. これから住む部屋の貸主との関係
  3. お部屋を探している本人の問題

以上3つの項目にはどのような問題があるのかをそれぞれ見てみましょう。

今の部屋の貸主との関係

まず今住んでいる部屋をいつまで支払わなくてはいけないのか?自分が部屋を使用している日までと考えるのが普通ですが1つ注意しないといけません。

それは解約予告期間の存在です。1つ例を取りましょう。

今日、管理会社に解約の意思を伝えた。

解約予告は2か月前

引越日1週間後

このような場合は、自分が使用する1週間後に家賃がストップするのではなく、今日から2か月間の賃料を負担しなければいけません。

これでは、新しい部屋の家賃を負担しながら、前の部屋の家賃をおよそ1か月と3週間分無駄に支払わなくてはいけないのです。

つまり、今住んでいる部屋は解約予告と自分が使用する日のどちらか遅いほうの日まで家賃を支払う必要があります。

これは賃貸契約の規定に沿っての手続きですから交渉して家賃の支払いを免除してもらうのは難しいと思ったほうがいいです。

これから住む部屋の貸主との関係

次に新しく住むお部屋のほうに移りましょう。

新規に契約する家賃は、あなたが希望する日から発生するのが普通ですが、100%希望が通るとは限りません。

もし、すぐにでも入居できる物件(即入居物件)であれば10日から2週間前後から家賃は発生することを貸主は希望しています。

人気がある物件はあまり無理な交渉をすると断られる可能性があるので注意が必要です。

ただ、ここは交渉ポイントなのでなるべく自分の予定に合わせてもらうようにしましょう。物件や時期によっては1か月以上交渉できることもあります。

お部屋を探している本人の問題

最後はお部屋を探している皆さんの問題です。

以上のことからこの家賃2重支払い問題を極力回避するためにはみなさんは

今の解約予告期間を確認する。

引越日を解約日に設定=部屋探しのリミットを決める。

解約の意思を管理会社に伝える

解約日までに入居できる部屋を探す

入居審査に通過する

新居の賃料発生がベストになるよう必要あれば交渉

いくら解約受付をきちんとしても、部屋探しに時間がかかったり、入居審査がうまくいかないことも加味して解約日を設定しておきましょう。

解約手続きと部屋探しに起きるトラブルについて紹介しましょう。

以上のようなことを意識して部屋探しをすれば最小限に2重家賃を抑えることができることになります。

ただこれもうまくいけばよいのですが、1つだけ気を付けないといけないことがあります。

それは、解約日の存在です。

解約日を宣言したということは、必ず解約日までに退去明渡しをして、鍵を返却しますということです。

このとき可能性として考えられることがあります。

解約日までに部屋が決まらない。

部屋が見つかっても入居審査に通らない。

引越をする必要がなくなってしまった。

契約直前で入居日が変わった。(新築や入居中物件)

こんなときに、解約を受け付けた管理会社は解約日を延長してくれるのかということがよく問題となるのです。

知っておいてもらいたいのは、基本的に解約受付をした物件は次回の入居者の募集活動に入ります。

もし解約日を延長、引越をキャンセルしたいと考えても、入居者が申込をして話が進んでしまっていたらそれが困難になります。

また、契約条項に延長の場合、賃料の倍額の損害賠償を請求されることが規定されていることもあります。

もし部屋探しがうまく進まず、解約日までに間に合わないと思ったら、すぐに管理会社に相談しましょう。

もちろん、申込がなければ延長や解約キャンセルに応じてくれるところが多いと思います。

そのため、今までの部屋と新居との進捗状況をお部屋探しをしている自分が主体となってこまめにチェックをしながら話を進めていくことが重要になります。

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このサイトの運営者。宅地建物取引士。 業界経験20年以上の元不動産屋。某有名賃貸業者の店長、 管理会社、投資用不動産販売会社で物件管理から契約など全般を現場の最前線で担当。大家さんや賃貸物件ユーザーの悩みを忖度無しにアドバイス。

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