バストイレが一緒のメリットとデメリット
お客さんの中で予算がないのでバストイレ別の物件を見つけるのが難しい人がいます。
そんな人のためのお話です。
実はこのバストイレ問題ですが、部屋探しでとても重要です。
バストイレ一緒の物件が積極的にいいという人は正直少ないかもしれません。
だけど、その根拠は、ただみんながそう言っているからっていうことではありませんか?
もし、バストイレ一緒でもOKであれば、部屋の選択肢はぐっと増えるかもしれませんよ。
BT一緒のメリット
まず、普通に考えてしまえばバストイレ一緒と別どちらがいいと聞かれたら別を希望するでしょう。
でも思ったより一緒も使いやすいという人がいるのです。
外国では多いタイプ
海外ではスタンダードであるとよくききますよね。
たしかアメリカなどのホテルも一緒だったことを思い出しました。
バストイレが別だからいいとかいうのは文化の違いなんですね。
先入観を取り払って外国と基準を合わせたと思えば気分も変わってくるのではないかと思います。
掃除が楽
1人暮らしを初めてする人や学生さんは、掃除が面倒ということもあるのではないでしょうか?
このユニットバスタイプで風呂とトイレが一体となっているのですから掃除は楽です。
シャワーでサッと流せばいいだけです。
しかも毎日お風呂に入るときにやればいいので常に清潔を保てるわけです。
バストイレ一緒だとトイレの掃除が結構大変なのでこれは助かります。
ただ、注意するべきは、トイレットベーパーが濡れてしまわないように気を付けて掃除をすることです。
洗面所も一体になっていることが多いので何かと便利です。
家賃が割り安
家賃は割安です。なぜならばバストイレ一緒の物件は別の物件より人気がないことが原因でしょう。
ですからバストイレ一緒を良しとする人は好都合ですね。
バストイレ一緒をあえて選ぶということもできます。
部屋がその分広い
同じ20㎡の物件であれば一緒の物件の方が部屋のスペースを理論上多く取れることになりメリットがあります。
一日のうちで長く過ごす場所が広いほうがよりいいのではないでしょうか?
BT一緒のデメリット
バストイレ別の物件が人気があるのはワケがあります。
ではどのようなデメリットがあるのでしょうか?
物件がやや古い
物件はバストイレ一緒の物件は古いことが多いです。
このバストイレ一緒のユニットバスは昭和50年代から昭和の終わりあたりが全盛でした。
よってバストイレ一緒の物件は結構古い物件が多いということになります。
しかし、これだけ古いとリフォームをしていたりしないと維持できません。
室内設備を入れ替えをしていたりしていることもありますので意外に掘り出し物があるかもしれませんね。
排水がよく詰まる
よくユニットバスの床の部分から水が逆流したという入居者の連絡が管理会社にあります。
このほとんどがバストイレ一緒なんですね。
というのもシャワーは浴槽で行われます。
だから、浴槽の排水から石鹸と髪の毛が毎日蓄積されるのですね。
日頃から排水の掃除はしておかないと浴槽と、もう一つトイレのわきにある床の排水の間が詰まってしまって逆流してしまうんですね。
排水クリーナーを使って排水の髪の毛を溶かしてあげましょう。簡単ですよ。
浴槽が小さい
実際一人暮らしをしてシャワーしか使わない人も多いんですよね。
バストイレ一緒のタイプは、浴槽はあることはありますが狭いので、正直快適ではありません。
ですが入れないこともないですし少量のお湯で済みますからそれはそれでいいのです。
臭いが気になる
湿気の多い風呂の中にトイレがあるわけですから、大きい方をした場合はにおいが気になるようです。
だから友達や異性の恋人をお部屋に案内したときは気を遣うようです。
風呂とトイレを一緒に使う場面はあまりないとおもいますが一応お伝えしておきます。
消臭剤を常備しておくことで問題が解決できそうです。
ウォッシュレットはつかない?
ウォッシュレットはユニットバス内に電源がないのでついておりません。
またつけたくてもつけられないと思っておいた方がいいです。
但し、最近では電源が無くてもこの洗浄ができるような装置なるものが売っているようです。
取り付けには少々苦労するようですが、結構好評のようです。
バストイレ別と一緒どちらがいい?
今の時代につくられる物件はバストイレ別がほとんどなんですね。
しかし、賃貸物件は所詮借り物なのだという割り切り方ができれば、部屋を広く使えることや家賃が安いなどのメリットがある一緒のタイプでもいいと思います。
特に掃除が楽なので、一人暮らしを始める方にとってはハードルが下がります。
実際、お風呂とトイレを掃除したことがない人がいます。引越ししたときに立ち合いをするとすぐにわかります。
これは男も女も同じです。
便器がカビだらけでかえって退去費用がかさんだなんてこともあるんです。
ホテルのように寝るだけとか、部屋の掃除に時間をかけられないとかいう人や家賃を少しでも抑えたい人はこのバストイレ別か一緒の選択は重要です。